2024年10月16日(水)に配信イベント「知恵の環(わ)」第ゼロ回を開催しました。アーカイブを公開していますので、ぜひご視聴ください。
「知恵の環(わ)」は、abtが昨夏発足させたオンラインコミュニティacty(アクティ)のメンバーによる実験的な取り組みです。公正で持続可能な社会づくりをめざす多様な人と出会ったり、力を合わせたりするための対話の場をつくりたいと考え、人々の知恵がつながる配信イベントとして企画しました。actyメンバーが注目・尊敬し、みんなに知ってほしいと感じる“推し”をゲストに招いて、深く語り合う様子を配信しています。
社会や環境の課題を解決したい、自分らしく自由に生きたい、一歩踏み出す勇気がほしい、苦しい状況の人に寄り添いたい、それらの人とつながりたい……そんな思いを持った方にご視聴いただければ幸いです。
初回のゲストは星川淳さん(作家・翻訳家/abt代表理事)です。星川さんを“推す”のは、聞き手役を務める相良菜央さん(一般社団法人ICERC Japan代表理事)。二人の対話形式で、星川さんの表現に対する考えや北米先住民のルーツをめぐる旅による学びなど、話題は多岐にわたりました。
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《ゲストからの追記》
「知恵の環(わ)」第ゼロ回ご参加 のみなさん:
とりとめない話を聞いていただいて、ありがとうございました。
後半で、「ぼくらみんな、宇宙進化と地球進化の果てに、こういう体や脳神経系を持ち、刻一刻と息をし、心臓が鼓動しながら、ものを考えたり感じたり、互いに愛し合ったりできるのは、最大かつ究極の奇跡ですよね」(大意)と述べました。
振り返ると、もしかしてこれを「人間だけ」と誤解されたら困るなと思い、以下を補足させてください。
この“究極の奇跡”は人間を含む生きとし生けるものすべてに当てはまるのであって、「生命進化の最先端はわれわれ人間だ」というような考え方とは違います。いま生きているイヌもネコもゴキブリも、そしてもちろん野生生物たちも、みんなそれぞれの進化の途上で最先端にいるのです。そこに上下や優劣はありません。
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次回、「知恵の環(わ)」第1回は2024年12月の開催を予定しています。お楽しみに。
また、イベントの企画をはじめメンバー同士で対話を重ねてアクションを考えるactyへの入会もお待ちしています。
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