福島第一原子力発電所の惨事には終わりが見えません。しかし現在に至るまで、異なる見解を持つ科学者同士の議論は一般に開かれた形では行われてきませんでした。当事者、政策決定者、研究者、NGOなど、関係者らによる放射線防護を目的とした審議を通し、社会的意思決定を行うことが必要となっています。今年で第5回となる市民科学者会議では、この放射線防護という課題において「科学」が人間の生きる糧になっていくには、どのような取り組みが必要なのかをみなさんと一緒に考えます。
1日目は映像作品やインスタレーションなど芸術との関わりを通して、多様な知の側面からこの問題に迫ります。2日目は科学としての疫学、生物学的な最新の知見を踏まえた放射線防護対策全般について、3日目には社会的な側面からその対策を実現するための言葉、法、倫理について検証します。
日時:2015年9月20日(日)~22日(火・祝)(初日 13:00~、2日、3日目 9:30~)
参加費:1日のみ 1,500円、2日間 2,500円、3日間 3,500円、学割 1日500円 (学生証をご持参ください。)※高校生以下無料
場所:国立オリンピック記念青少年総合センター(国際交流棟 国際会議室)
主催:市民科学者国際会議
市民科学者国際会議
http://csrp.jp/
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http://csrp.jp/csrp2015