避難計画を案ずる関西連絡会は、11月27日、福井県知事が大飯原発3・4 号の再稼働に同意を表明したことに抗議し、声明を発表した。滋賀県知事は26日に改めて大飯原発の再稼働反対を表明、京都府知事は同意の権限が京都府にないことに不満を表明しており、今回の同意表明は、同意権を独占し被害地元関西の声を無視したものであると訴えている。
さらに、基準地震動は過小評価のまま、火山灰対策も新基準による審査を待たず、関電の対策だけで進められようとしていること、避難計画も不十分な点に加え、福井県知事が中間貯蔵施設に前向きな意向を表明している点について、中間貯蔵施設は永久的な核のゴミ捨て場であり、原発の運転継続のためのものだと指摘。その建設を許さず、反対運動を強めていく姿勢を強調している。
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http://www.jca.apc.org/mihama/ooi/statement20171127.pdf