昨年度実施した「国産オーガニックの野菜やお米を全店舗に置いてください」という9,254筆の署名を、スーパーマーケット大手のイオンとユニーに提出しました。
イオンは、昨年「Goオーガニック署名」を提出した際には、「2020年までに国産の有機野菜の取り扱いを高め、北海道から沖縄まで、オーガニックコーナー常設店舗を増やすため、身近に買える体制を生産者と消費者とともに真剣に作り上げていく」と回答。2017年4月には、持続可能な調達2020年目標を発表し、2020年までにオーガニック農産物売上構成比5%をめざすなど、本格的な取り組み始めています。
今回の面談で現在の状況をお聞きしたところ、すでに全店で有機野菜の取り扱いを実施しており、オーガニックコーナーは2018年2月末段階で、50%を超える205店舗で設置しているとのことでした。
ユニーも、現在約130 店舗でオーガニックを販売しており、2020年までに全店舗に品揃えできるよう、物量・物流の確保に努めていくと回答がありました。今後「有機農産物を対象にしたお買上げポイント2倍企画」や「催事場での有機農産物の販売イベント」なども検討中だそうです。
2月末から現在まで7社中6社に署名を提出しましたが、5社が今後もオーガニックを増やしていくと回答。そのうち2社はほぼ全店舗にオーガニックの品揃えがあり、もう2社は全店舗で販売できるようにしていくと表明しています。
昨年のGoオーガニック署名と合わせると、2万人以上の消費者がオーガニックを求めていることになり、今後も消費者、生産者、販売者の間でオーガニックの広がりが期待されます。
▼加速するオーガニック市場!イオンとユニーに署名を提出しました
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