第5次エネルギー基本計画策定へのパブリックコメントが始まっています。前回は提出された意見に関し朝日新聞が経産省に情報公開を求め、開示されたものを原発への賛否で分類すると、脱原発を求める声は94.4%。原発維持・推進は1.1%。その他が4.5%でした。しかし、この作業には多くの資源/時間を必要とし、結果を公表したのが2014年11月でした。現在の原発維持路線は、安倍政権が「エネルギー基本計画」を2014年4月に閣議決定したのが土台です。脱原発を求める声が94.4%の数字が閣議決定前に公になっていたら、違う結末もあったのではないでしょうか?
今回は、みなさんの意見を「見える化」するために、あなたの提出したご意見を(全文コピーして)ぜひこのフォームで共有してください。
▼エネルギー基本計画への意見を無視されないために
http://e-shift.org/?p=3552
また、6/12(火)には、第5次エネルギー基本計画を考えるセミナーを開催します。基本計画の内容は、「(原発は)重要なベースロード電源」、「(石炭火力は)活用していくエネルギー源」とし、世界で拡大の一途をたどる風力や太陽光など再生可能エネルギーは「主力電源化への布石を打つ」として、主力電源にできない理由を書き連ねています。
107ページ、10万文字以上にもなる長大なエネルギー基本計画案。パブコメで意見を述べるのも一苦労です。せひみんなで一緒に問題点を考えてみませんか。
「フェイクだらけのエネルギー基本計画案にあなたの声を」
日時: 2018年6月12日(火)18:00~19:30(開場:17:30)
会場: 衆議院第二議員会館多目的ホール
(最寄り駅: 東京メトロ 国会議事堂前駅/永田町駅) 入場無料
主催: eシフト (脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)
(登壇者)
石炭火力: 桃井 貴子(気候ネットワーク)
再生可能エネルギー: 松原 弘直(環境エネルギー政策研究所)
原子力: 松久保 肇(原子力資料情報室)
▼詳細はこちらから
http://e-shift.org/?p=3589