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トップページ 助成先活動情報 フィリピン産バナナ20トンのロットからフィプロニルが0.006ppm検出
残留基準値を0.001ppm超過
【一般社団法人農民連食品分析センター】

(以下、一般社団法人農民連食品分析センターサイトより要約・転載)

2018年11月15日付けで、東京都中央区保健所がフィリピン産バナナの残留農薬違反を報告しています。丸紅商事が輸入していたフィリピン産バナナ20トンのロットから、フィプロニルが0.006ppm検出されたとあります。バナナに設定されているフィプロニルの残留基準値は、0.005ppmとなっており、0.001ppmの超過に相当します。

今回の残留値と予想される摂食量からは、大きな危害に繋がる濃度ではないと考えられますが、バナナからフィプロニルが検出されるというのは記録がなく、経緯が気になるところです。またフィプロニルはADI(一日摂取許容量)が低く、残留にあたっては気になる方もおられるように思います。

公開から7日後に削除になる情報ですので、以下に記載します。

公表年月日 平成30年11月15日
違反食品 バナナ:生鮮・冷蔵
適用条項 食品衛生法第11条第2項
違反内容 農薬「フィプロニル」を0.006ppm検出した。
食品一般の成分規格(フィプロニルはバナナにおいて0.005ppmを超えて含有してならない)に適合しない。
輸出国名 フィリピン
違反食品輸入者 丸紅株式会社
輸入者所在地 東京都中央区日本橋2丁目7番1号
不利益処分等の内容 平成30年11月14日 回収指示 バナナ:生鮮・冷蔵 1,526CT(20,934.00kg)
備考 輸入届出年月日:平成30年10月19日  バナナ:生鮮・冷蔵 1,526CT(20,934.00kg)

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