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トップページ 助成先活動情報 有機農産物を食べることで、ネオニコチノイドへの曝露を低減できる
【NPO福島県有機農業ネットワーク】

福島県有機農業ネットワークは、abtの2018年度「ネオニコチノイド系農薬に関する企画」の助成を受け、農薬を散布して育てたスーパーの食材(慣行食材)を食べた場合と、次に有機農産物を食べた場合(5日間/1ヶ月)の尿中ネオニコチノイド量の低減に関する調査を実施。

調査の結果、慣行食材を食べると、合計で5.0ppbのネオニコチノイドが尿から検出されました。検出されたのは、ジノテフランが2.7ppbと最も高く、次がアセタミプリド代謝産物の1.6ppbでした。5日間有機食材を食べると、合計値が半分以下の2.3ppbに下がり、1ヶ月食べ続けると0.3ppbにまで下がりました。日常から有機食材を生産し、自らも食べている有機農業者も0.5ppbでした。

▼有機農産物を食べることで、ネオニコチノイドへの曝露を低減できる
https://www.facebook.com/FukushimaOrganicAgricultureNetwork/posts/2147654138657052?__tn__=-R

【abtよりお知らせ】
この調査の詳細は、4/14(日)開催の成果報告会でも発表されます(下記参照)。また同じイベントの第2部では、給食にオーガニック食材を使う「もあな保育園」や「メープル保育園」の運営団体である「NPOもあなキッズ自然楽校」代表理事の関山隆一さんをお招きしてのパネルディスカッションも。ネオニコチノイド系農薬のリスクと子どもたちの食の安全を考えます。ぜひ、お越しください。

▼4/14(日)公開セミナー「ネオニコ大会議 食べものと生きものを守ろう!」~オーガニック給食の事例からネオニコチノイド系農薬を考える~
https://www.facebook.com/events/970494983147505/