原発の廃炉と核ゴミ文献調査の中止を求める泊原発立地４町村住民連絡協議会が、福井県美浜町議の松下照幸氏を招き「原発に頼らない地域づくりとは」と題する講演会を開催しました。
松下氏は美浜町での20年来の活動に触れながら、原発や核ゴミ調査に反対するだけでは計画を止められないことから、自分たちで地域の資源を活用する案を作ることや、将来像をわかりやすく住民に訴える活動の重要性を強調しました。
主催の協議会は、岩宇４町村に寿都町を加えた地域での原発に頼らない地域振興プランを作成するための委員会を立ち上げています（座長：小田清・北海学園大学名誉教授）。講演会の後には松下氏を交えて、このプランについても検討しました。
なお、9月10日（土）〜11日（日）開催予定の「泊原発廃炉核ごみいらない岩内集会2022」の中で、この地域振興プランについて考える企画が予定されています（詳細はabtでも別途発信します）。
▼講演会のレポート記事は『北方ジャーナル』に掲載された同誌記者・滝川康治氏のウェブサイトからご覧いただけます。
”核のゴミ”レポートPART33「原子力マネー」に頼らぬ地域振興プラン“地域の宝”を掘り起こせ
▼”核のゴミ”レポートは『北方ジャーナル』誌で連載されています。
