助成年度:2012~2013年度
助成先:後藤純子(原作者)
助成内容:『だれもしらないみつばちのものがたり』の絵本化
ミツバチ大量死の問題を静かな筆致で問いかける絵本
子どもを育てるために蜜や花粉を集め、女王バチの世話をし、自分達の巣を清潔に保つ。人間が誕生するはるか以前から、そんな命をつなぐ営みを繰り返してきたミツバチ。ところがある日、蜜や水を集めに行った働き蜂が戻ってきませんでした。世話をする蜂も減り、子どもたちは体調を崩し始めます……。養蜂家によるミツバチの生き生きとした描写の中でさりげなく描かれる“ミツバチ大量死”が、問題の深刻さを感じさせます。あとがきにはネオニコチノイド系農薬問題の解説も。
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『だれもしらないみつばちのものがたり』Kindle電子書籍(日本語版)
『A TALE OF A QUEEN BEE』Kindle電子書籍(英語版)