助成年度:2016年~2017年
助成先:グリーンピース・ジャパン
助成内容:オーガニック食品を食べた家族への農薬検出調査、流通業者へのアンケートによる意識調査やオーガニックの取り扱い強化への働きかけなど
オーガニック推進に向かう小売店
キャンペーンの中で注目を集めたのは、普段オーガニック食品を食べない2つの家族が10日間オーガニック食品だけで生活し、その前後でどのくらいの農薬が尿中に検出されるかという調査でした。詳細がわかる動画「オーガニック食品だけで10日間生活したらどうなる?」は、視聴回数2万回を超え大きな反響を呼びました。
また、スーパーや生協に対する働きかけとして、スーパーマーケット6社と生協に対し、有機農産物の調達・販売方針と農薬対策に関するアンケート調査を実施。さらに、「2020年までに、取り扱っている野菜やくだもの・お米の半分以上をオーガニックに切り替える」、「ミツバチや子どもの安全のために、まずはネオニコを使っていないほうれん草・お米に切り替える」という2点を提案しました。これに対し、大手スーパーイオンが、全国でオーガニックを増やすこと、ネオニコチノイド系農薬を含めできる限り農薬を使用しない、安全性の高い農産物を提供していくという方針を示し、イトーヨーカドーなどからも前向きな回答が得られています。
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