2012年10月~2013年2月にabtが独自に作成し、2013年5月に公開した「ネオニコチノイド系化学物質の国内使用に関する基礎データ」について、2016年8月に一部データの更新を行いました。農薬リストなどに最新の製品を追加し、2013年のリストとの増減もわかるようになっています。
都道府県別の使用量は、旧版にあった都道府県別出荷量ではなく、耕地面積1ヘクタール当たりの使用量を計算し、平均値(=50)からの隔たりを偏差値で表しました(数値が高いほど平均より使用量が多く、低いほど平均より使用量が少ない)。単純な出荷量の比較では、どうしても耕地面積の広い地域の出荷量が多くなってしまいますが、この計算式によって、面積当たりの使用の多寡が比較できる図版となっています。
▼都道府県別・耕地面積1ha当たり出荷量(総量)
https://www.actbeyondtrust.org/neonico-basic-2013/nb2013-02/#a01
「ネオニコチノイド系農薬の商品名は?」、「ヘリコプターから空中散布する農薬は何?」、「シロアリ駆除業者がわが家に使う薬はネオニコチノイド?」、「ペットのノミ取り薬にも入ってるの?」、「生産量は増えてるの?」といった疑問を調べたいとき、役立つデータが満載です。ネオニコ系農薬の問題を考えたり、解決に向けた活動をしたりするための基礎情報としてご活用ください。
▼ネオニコチノイド系化学物質の国内使用に関する基礎データ
https://www.actbeyondtrust.org/neonico-basic-2013/
▼更新情報と前回調査からの増減等まとめ(PDF)
https://www.actbeyondtrust.org/wp-content/uploads/2013/05/update_info_2016.pdf