8月29日(日)に開催したabtの10周年記念イベント、Future Dialogueの第2回「ネオニコチノイド系農薬はもういらない~子どもたちを守る最新研究とオーガニック給食」(共催: アジア太平洋資料センター〈PARC〉)のイベントレポートと動画をabtサイトに公開しました。
冒頭、ネオニコチノイド研究の第一線に立つ医師の平久美子さんから人体影響に関する最新研究について解説いただき、続いて千葉県いすみ市職員の鮫田晋さんからは、有機米100%の学校給食を実現した市の取り組みについてお話しいただきました。
イベント参加者によるアンケートでは、
・ネオニコチノイド系農薬の人体影響について、これほどしっかりとしたデータが蓄積されていることを初めて知った
・医師による詳細な研究データは説得力があり、自身の知識・理解を更新するのにとても有益だった。
・行政からのトップダウンで有機米栽培と学校給食の有機化の成功事例が聞けてよかった。
・いすみ市の有機米学校給食の話は羨ましいなあと思いながらも、一つの市が実現できたのならきっと他の市でもできるはず! とも思いました。
など、ネオニコチノイド系農薬の弊害について理解を深めると同時に、できるだけ農薬を使わない農業への転換の入口として、有機学校給食という取り組みに希望を見出した方が数多くいらっしゃいました。
有機農業や有機学校給食の推進に取り組んでいる団体・個人のみなさんの学習会などでもぜひご活用ください。
※学習会などでの使用については、事前にアクト・ビヨンド・トラストまでご一報ください。
▼動画・イベントレポート「ネオニコチノイド系農薬はもういらない~子どもたちを守る最新研究とオーガニック給食」