(2023年度より助成中のれんげじオーガニックマーケットからの情報を元にご紹介)
このたび、れんげじオーガニックマーケットでは、70人の子どもたちの尿と16人のお母さんたちの母乳に残留するネオニコチノイド系農薬の調査を行ないました。また、食生活や住環境を含む暮らしに関するアンケートを取り、それぞれの要因がどのように体内のネオニコチノイド濃度と相関するのかを調べました。
最近の研究では、ネオニコチノイド系農薬がヒトの脳神経細胞の働きを乱すことが確認されており、発達段階にある胎児や乳幼児など、感受性が強い子どもたちの脳神経や心身の発達に及ぼす影響が懸念されます。子どもたちの健やかな発達と健康を守るために、いっしょに学び、どのような行動を起こしていけばよいか考えるきっかけとするため「れんげじローカルアクション学習会」を開催します(オンライン参加も可能)。
●第2回学習会…「私たちの体から検出されるネオニコ系農薬のことを考えよう」
調査で得られた結果を取りまとめて報告します。私たちはどこでネオニコ系農薬を摂取したのかなどを考えてみましょう。
日時:2023年10月15日(日)13:30~15:30
場所:藤の瀬会館(藤枝市本号872)、またはオンライン
●第3回学習会…「どうして農薬?なぜ遺伝子操作? 豊かな食ってなんだろう?」
ネオニコ系農薬やゲノム編集食品などの技術が、食を豊かにすると話題を集めています。本当なのでしょうか? 私たちの食の未来を話し合いましょう。
日時:2024年3月17日(日)13:30~15:30
場所:藤の瀬会館(藤枝市本号872)、またはオンライン
【参考】第1回学習会「ネオニコチノイド系農薬ってなあに?」の報告(2023年5月21日開催)
主催:れんげじオーガニックマーケット実行委員会
協力:NPO法人しずおかオーガニックウェブ(SOW)
後援:藤枝市オーガニックシティ推進協会、お産ラボ