自然保護と生物多様性保全に貢献する取り組みを顕彰する日本自然保護大賞(日本自然保護協会主催)の保護実践部門で、NPO法人河北潟湖沼研究所が大賞を受賞しました。
河北潟湖沼研究所は、2013年に地域の住民らとともに河北潟で絶滅の恐れのある野生生物をリストアップした「河北潟レッドリスト」のデータブックを発行。除草剤や殺虫剤を使わずに栽培した河北潟のブランド米「生きもの元気米」のパッケージには田んぼの生きものをプリントするなど、レッドリストのデータを環境に優しい農作物作りに積極的につなげています。こうした取り組みを、シンガー・ソングライターで選考委員のイルカさんは「生き物の生息調査を地域のブランド化に生かしている他には類がない」と高く評価しています。
同研究所はネオニコチノイド系農薬の問題についても積極的に取り組んでおり、今回の受賞を心からお祝いするとともに、生物多様性の保護や安全な農作物の栽培に対する真摯な姿勢に改めて敬意を表します。
授賞式と活動発表会は、3月8日(日)に東京の日比谷コンベンションホールで行われます。
▼日本自然保護大賞 受賞者発表!
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