(以下、脱原発をめざす首長会議サイトより要約転載)
脱原発をめざす首長会議の世話人である村上達也 前東海村長が、原発と地方に関するインタビューを受けました。原発をめぐる変われない日本、地方の自主性など、原発と地方の未来を様々な角度から論じています。
(記事抜粋)
「それは人類史上でチェルノブイリ原発事故に次ぐ放射能汚染による大規模な自然環境破壊、ありとあらゆる生命への危害であった。経済発展のため、エネルギー確保のためと、言い繕って問題をそらしてはならない。日本人全体への警告、問い掛けだ。それを日本人ははっきり認識すべきだ。…(中略)…福島第一原発事故被災者、避難者の救済はおろか、事故の収束もおぼつかない中で、原発新設の計画を練っているとは、何というおぞましい国だろう。…(中略)…帝国は必ず滅ぶ。だが、その支配下にあった地方は滅ぶことなく現在につながり、未来につながっていく。あまりにも巨大なシステムであり、人類に対し危険性の高い原発は消えていく必然性があるが、歴史と伝統に培われた地域と英知を働かせることができる住民がいる限り地方は永遠である。」
▼原発が亡びても地方は生き残る(ポリタス/朝日新聞提携記事 2015年7月1日)