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トップページ 助成先活動情報 「再稼働原発モニタリング・プロジェクト」始動!
【琉球大学・大瀧研究室】

(以下、琉球大学・大瀧研究室サイトより要約転載)

琉球大学・大瀧研究室では、再稼働される可能性のある原発周辺のチョウのモニタリング調査を2015年に行います。このプロジェクトの目的は、福島原発事故の調査の際に事故以前のデータ(事故以後の調査との比較データ)が不足したという事実に鑑み、万が一事故が起こってしまった場合に備えて再稼働前の状況をモニタリングしておくことです。広い範囲でモニタリングしておくことで、事故後の放射性物質の生物影響が地点ごとに確実に把握できます。現在、現地におけるサンプリングは終了し、今後データの取得・解析を行います。

同研究室ではこの他に、ヤマトシジミを用いて福島第一原子力発電所事故による放射能汚染地域に生息する生物に対する生物学的影響をゲノムレベルで調べる研究が進められています。

▼再稼働原発モニタリング・プロジェクトのウェブページ
http://w3.u-ryukyu.ac.jp/bcphunit/saikado.html