原発の運転期間は「原則40年」と福島原発事故後に決まりましたが、原則を無視して、40年を超える老朽原発をさらに20年間寿命を延長しようとしています。原子力規制委員会は、8月3日に美浜原発3号は新基準に合格しているとの「審査書案」をまとめ、9月2日までパブコメ期間となりました。
美浜3号は断層の巣の中にあり、島崎邦彦氏(前規制委員会委員)の提言に基づき規制庁が試算した方法を適用すれば、基準地震動はクリフエッジ(崖っぷち)を超え、炉心の冷却ができなくなる大惨事となります。また、琵琶湖に最も近い原発です。大事故になれば、地元のみならず琵琶湖を水源とする関西1,400万人の命と安全が脅かされます。熊本地震は「屋内退避」の危険を示しましたが、避難計画は「屋内退避」が基本となっています。 これら、安全性と避難計画の問題について、パブコメの準備も含めて議論します。
日時:8月21日(日) 午後 1:30~4:40(開場午後 1:15)
場所:大阪歴史博物館 4 階 第1研修室
地下鉄「谷町 4 丁目駅」歩約 5 分
地下鉄谷町線②出口/地下鉄中央線⑨出口
資料代:500円
▼詳細はこちらから
http://www.jca.apc.org/mihama/annai/flyer160821.pdf