abtパートナーの脱原発弁護団全国連絡会が、全国の脱原発裁判を解説する「そこが知りたい!脱原発裁判」の第5回を公開しました。今回のテーマは、「大間(フルMOX)原発の建設を裁判で止める」です。
大間原発は現在建設中ですが、完成予定時期もはっきりしていません。これに対し、市民が原告となって建設差し止めを求めた裁判が函館地裁で争われており、並行して、函館市が原告となり建設差し止めを求めた裁判が東京地裁で行われています。
MOX燃料はプルトニウムとウランを混ぜ合わせたものですが、プルトニウムはウラン燃料に比べて扱いが難しく、事故の際には早く炉心溶融に至ることや、毒性が強く半減期も長いなど大きな問題があります。また、大間原発の周辺には大きな活断層や火山が密集しており、国や電力会社はそれらを考慮していないのも問題だとしています。
そこが知りたい!脱原発裁判 第5回「大間(フルMOX)原発の建設を裁判で止める」
http://www.datsugenpatsu.org/bengodan/news/16-11-11/