政府がついに昨年末、「ミツバチをまもるために農薬の使用規制も検討する」という方針を明らかにしました。
「農林水産省においては、都道府県や農薬製造者等と連携して、我が国における農薬による蜜蜂の被害の実態を把握するとともに、国内外の最新の知見の収集等を行っており、これらに基づき、農薬の使用規制を含めた必要な措置を検討していく方針である。」
(2016年12月22日小川勝也参議院議員の質問への答弁書より)
今回、この質問をした小川議員(農林水産委員会筆頭理事[当時])へは、2016年4月に「子ども・ミツバチ保護法を求める署名」を提出していました。ミツバチや食やこどもの健康を守ってほしい、というみなさんの声が、この政府答弁を引き出す質問につながりました!
2015年の春から実施し、23,655人のみなさんからの声の集まったこの「子ども・ミツバチ保護法を求める署名」。グリーンピースでは、他にも与党議員のキーパーソン(参議院農林水産委員長や超党派国会議員による有機農業推進議員連盟の会長)に面会して直接みなさんの声と署名を届け、問題を訴えてきました。また、農薬の規制を担当する農林水産省、農薬の残留基準や人の健康に責任をもつ厚生労働省へも届け、交渉を続けてきました。
この成果を確実に規制につなげるために今できること――
■ 「有機を増やして!」いますぐ署名で伝える
■ミツバチを守る活動や有機農業を広める活動を応援するプラットフォームyouandme.jp
グリーンピースでは今年、全国各地で、ミツバチを守る活動や有機農業を広める活動を応援するプラットフォームyouandme.jpを開設しました。食と農業問題について、署名でみんなの声を集めたり、グループ活動をはじめるときに使えるお役立ちツールです。地域のスーパーへのお願い、大学のキャンパスでもミツバチを守る提案など、youandme.jpで署名のアイディアを行動にうつしてみませんか?
Youandme
https://www.youandme.jp/
▼みんなの声が力に!ついに政府が「農薬の使用規制」の方針を表明しました!
http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/blog/staff/blog/58513/