避難計画を案ずる関西連絡会は、1月13日、原発事故の際の小浜市民の一部595名の広域避難受け入れ先になっている兵庫県新温泉町を訪問。周辺自治体の避難計画は新温泉町民が安心して受け入れできるものか、避難の際、小浜市民が安全・安心に暮らしていけるような施設・設備等が整っているのかなどの質問をしました。また、若狭湾の原発で事故が起これば、新温泉町にも大きな被害が及ぶことは必至で、町民の命と安全を守るため、原発の再稼働に反対を表明するよう求めました。
訪問の中で、町側はスクリーニングの汚染検査の基準が高い(「放射線管理区域外に物を持ち出す基準」4Bq/cm²以下の 30倍)ことに驚き、「子供たちの安全は守らなければならない。新温泉町に汚染が広がるのはよくないので、しっかりとした除染が必要。ただ、災害救助法は自然災害を前提にしており、原発事故に適用するのは難しいと感じる」など素直な意見や感想が述べられました。
▼兵庫県新温泉町に対する質問・要望書
http://www.jca.apc.org/mihama/bousai/sinonsen_q_yobo170113.pdf
▼1月13日 兵庫県新温泉町訪問報告
http://www.jca.apc.org/mihama/bousai/sinonsen_rep170113.pdf