今年5月に開設された福島県いわき市の「たらちねクリニック」。3・11震災後に地域の母親たちがNPOを立ち上げて実績を重ねた放射能市民測定室に併設のクリニックとして、通常の診療・検診に加え、全身の放射能測定や甲状腺検診のほか、医師がお母さんたちの心配に応える相談会も行なっています。
このほど公開された特設ページは「測る・診る・守る」と題して、放射能測定室とクリニックの二本立てになったことをわかりやすく示した上で、「クリニック」のボタンを開くと動画も交えた活動紹介へ。子どもの被ばくリスクを息長く見守るため、無料の子どもドック開設や保険外検診への支援も呼びかけています。福島の子どもたちのいまを知り、一人ひとりの市民が支えることの重要性を実感できるサイトです。
また「放射能測定室」のボタンからは、2011年から始まってすでに定評のある幅広い測定活動が、やはり動画つきで紹介されています。
「測る・診る・守る」
http://www.iwakisokuteishitu.com/feature/index.html