4月24日、名古屋高裁金沢支部で係属中の大飯原発控訴審で、元原子力規制委員会委員長代理の島崎邦彦さんの証人尋問が行われ、大飯原発の基準地震動評価に欠陥があるという重要な証言がされました。
島崎氏は、震源の大きさを推定する予測式に使用する「入倉・三宅式」の使い方が間違いであり、基準地震動の大幅な過小評価になっていると主張。「大飯原発は地盤が強固であり、予測評価に問題はない」とする関電側の主張を真っ向から否定するものとなっています。
動画では、こうした問題点を、原発の基準地震動の評価方法といった基本的な部分を踏まえ、脱原発弁護団全国連絡会事務局長の只野靖弁護士が解説しています。
▼大飯控訴審・島崎証言の意義
http://www.datsugenpatsu.org/bengodan/news/17-05-01/
▼福島事故の反省はどこへ 崖っぷちの関電を救済する名古屋高裁金沢支部
http://www.datsugenpatsu.org/bengodan/news/17-08-24/