9月16日(土)、みやぎ・環境とくらし・ネットワーク(MELON) 食部会は、地元の参加者15名とともに、田んぼが黄色に色づく宮城県大郷町へ生きもの調査に行ってきました。訪れたのは、ネオニコチノイド系農薬を使わずにお米作りを行なう郷右近秀俊さんの田んぼです。
食部会で手作りした紙芝居「ネオニコチノイド系農薬ってなぁに?」の上演から始まり、郷右近秀俊さんの取り組みやネオニコチノイド系農薬(殺虫剤)を使わなくなったきっかけ、消費者からの声を聴きたいという郷右近さんの思いなどを伺いました。
お話し会終了後は、子どもたちお待ちかねの「生きもの調査」。生きものが多い夏場が過ぎ、稲刈り直後で田んぼに水がほとんどない状況でしたが、子どもたちはたくさんの生きものを見つけていました。
アンケートや帰りのバスの車内では「もっと田んぼで生きもの捕りたかった!」、「自然農業に取り組んでいる郷右近さんに感動した」という感想がいくつも聞こえてきました。
今回の催しでは、ネオニコチノイド系農薬について知っていただけたことはもちろん、こだわりをもった生産者とつながる、いい機会になったのではないでしょうか。
「田んぼの中には何がいる? ~ネオニコフリーの田んぼで生きもの調査~」
日時: 9月16日(土) 9:00~14:00
場所: 宮城県黒川郡大郷町土橋北町1(郷右近秀俊さんの田んぼ)
内容: 紙芝居の上演、郷右近秀俊さんのお話し、生きもの調査、道の駅で昼休憩
参加者: 15名
▼稲刈り前の田んぼにも、生きものがいっぱいいました♪