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グリーンピース・ジャパンが政府の対応を非難
【国際環境NGOグリーンピース・ジャパン】

ネオニコ系農薬スルホキサフロルが新規農薬登録
グリーンピース・ジャパンが政府の対応を非難
(以下、有機農業ニュースクリップ、国際環境NGOグリーンピース・ジャパンサイトより要約・転載)

昨年末、ネオニコ系農薬スルホキサフロルが新規農薬登録された。2017年はフィプロニルとエチプロールを含む21種類の浸透移行性農薬が新たに登録され、これにより浸透移行性農薬は合計475種類、そのうちの約6割が稲用となっている。

スルホキサフロルの新規登録に対し、国際環境NGOグリーンピース・ジャパンは声明を出し、「1000件以上のパブリックコメントや約8,000筆の署名を通じて訴えられた市民の声や科学的意見を無視するもので、容認しがたい結果。 厚労省は、ミツバチへの毒性や発達段階にある子どもに対する悪影響など無視できないリスクがあるにもかかわらず広範囲にわたる残留基準を決め、また、農林水産省は、ミツバチへの毒性に関する情報を充分開示しないまま登録を決めており、市民への説明責任、そして健康や環境を守る責任を果たしていない」と政府の対応を非難した。

▼浸透移行性農薬 21種類が新規登録
http://organic-newsclip.info/log/2017/17120877-1.html

▼2017/12/26 グリーンピース声明「ミツバチに有害な農薬の日本解禁に抗議」厚労省と農水省、ネオニコチノイド系農薬スルホキサフロルの残留基準値および新規登録を決定
http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/press/2017/pr20171226/