福島県は2年に1度子どもたちの甲状腺検査を実施していますが、事故後に生まれた子どもを対象にしていません。汚染地域に住み続けている以上、外部被曝・内部被曝の危険に常にさらされており、保護者の不安がつきることはないのです。
汚染地域にいた場合、子どもは大人に比べ被曝するペースが早いことが分かっています。また同時に、非汚染地域に滞在したときに放射線を体外に排出するのも大人より早いと言われています。しかし一方、子どもががんを発症した場合、その進行は大人より早いのも事実です。甲状腺がんの早期発見が大切なことは言うまでもありません。
小児甲状腺がんの発症数増加の現状から見て、私たちは福島県の2年に1度の検査では不十分と考え、久米島での保養に参加する子どもたちに甲状腺検診を実施してきました。しかし、当初の検診機器は老朽化し、現在一時的に機器をお借りして実施している状況です。
どうか、新しい甲状腺検診機器購入のために皆さまのお力をお貸しいただきたく、クラウドファンディングでの寄付金の募集をお願いいたします。
▼沖縄保養プログラムに参加する福島の子どもたちに甲状腺検査を。
https://readyfor.jp/projects/kuminosatomed