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empowering actions for just and sustainable society

トップページ 助成先活動情報 12/21日(金)~25日(火) 東アジア~タネが生み出す地域の未来~@静岡県富士宮市
富士の裾野に中国・台湾・韓国・日本の研究者・実践者が集結!
【ホールアース自然学校サイト】

多くの工業製品がグローバル化・規格化によって効率的に流通されている現代において、私たちの食の根幹をなす「農作物のタネ」もまた、工業製品のごとくグローバル化・規格化が進んでいます。このことは、農作物の安定供給の一翼を担っていると捉えられる反面、生物多様性や地域の食文化の喪失にもつながります。

一方、「農」の現場では、日本のみならずアジア各地の農山村で農業を営む農家が、効率性と地域性の間で日々の生業に対面しています。特に在来種や固定種については、地域農業のアイデンティティや生物多様性の視点等からその意義は広く認められているものの、実際には「食べにくい」「売りにくい」「手間がかかる」といった問題を抱えています。

こうした現状を前にして、ホールアース自然学校として何ができるのか? その答えの一つとして、”当事者として、グローバル時代における地域性や多様性の意義を再定義し、地域資源の魅力を発掘・発信する人材の育成が必要だ”という結論に至りました。

その具体的な第一歩が、2018年12月21日から25日にかけて開催される本イベントです。

中国・台湾・韓国・日本の4地域の研究者や実践者(生産・加工・流通・飲食提供など)の方々にお集まり頂き、在来種について、東アジアにおける共通の現状・課題の認識から、それぞれの地域での実践事例の紹介、そしてそれを受けて具体的な「出口(活用事例)」を探る5日間となります。なお、こうした意識の高まりが具体化・社会化していくにあたっては、新鮮な情報が活発に交換され有機的な議論が行われる「プラットフォーム」と、社会のニーズに合った市場への「流通」がキーポイントになります。

これらを踏まえて、「種」というテーマを深掘りすると同時に、以後のネットワークの活用などを見据えたスタートアップの場としても機能させていきたいと思います。

イベントについては情報発信や報告を行っていきますので、ぜひご覧ください!

※本イベントは一般の方の参加はできませんので、ご了承ください。

▼詳細はこちらから
http://wens.gr.jp/blog/project/20181216eastasia.html