昨年7月に政府が閣議決定した第5次エネルギー基本計画は、日本のエネルギー政策の方向性を示すもので、「エネルギー政策の憲法」とも言える非常に重要なものです。しかし、その内容は、事実関係も含めて様々な問題があります。
そこで、私たちeシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)は、エネルギー基本計画についてファクト・チェックを行い、その結果をまとめたウェブページを公表することといたしました。
本ファクト・チェックでは、第5次エネルギー基本計画にある104か所の記述に対して、下記5つの評価をおこない、問題点とその理由を具体的かつ詳細にコメントしています。
1)矛盾(エネルギー基本計画の他の箇所あるいは現行のエネルギー・環境政策と矛盾している)
2)意味不明(文意が不明である)
3)半分間違い(部分的な情報は正確だが、重要な詳細情報が不足している。または文脈から逸脱して歪曲されている)
4)ほぼ間違い(若干の正確な情報を含むが、重大な事実を無視して印象操作している)
5)間違い(不正確な情報である)
このイベントでは、本ファクト・チェックの内容や意義、ウェブページの使い方などを解説します。ぜひご参加ください。
日時: 2019年3月14日(木)14:00~15:30(開場13:30)
会場: 衆議院第二議員会館 第二会議室
主催: eシフト (脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)
発言(予定 ※変更の可能性もあります)
・明日香壽川/東北大学東北アジア研究センター/環境科学研究科教授
・桃井貴子/気候ネットワーク東京事務所長
・松久保肇/原子力資料情報室事務局長
・金生英道/原水爆禁止日本国民会議
【問い合わせ】
eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)
事務局 国際環境NGO FoE Japan
TEL: 03-6909-5983/FAX: 03-6909-5986
▼詳細はこちらから
http://e-shift.org/?p=3654