核燃料サイクル政策が事実上破綻し、プルトニウム保管量を抑えるために再処理の制限が迫られる中、政府は行き場を失った原発の使用済燃料の貯蔵能力を拡大することにより矛盾を先送りし、原発再稼働を進めようとしています。乾式貯蔵施設や中間貯蔵施設の設置、貯蔵ピットのリラッキングが予定されていますが、貯蔵した使用済燃料が将来どうなるのか、まったく見通しが立っていません。
原発の使用済燃料問題は、いま推進側にとって頭の痛い問題であり、逆にここを止めれば、脱原発へ大きく舵を切ることができる最大の焦点でもあります。
乾式貯蔵などが予定または予定されようとしている佐賀、愛媛、静岡、福井、関西、そして中間貯蔵施設が建設中の青森県むつ市、及び首都圏等から参集して、院内集会と政府交渉を行います。ぜひご参加ください。
日時: 2019年6月21日(金)
参議院議員会館ロビーにて通行証配布(13:00)
13:20~14:20 事前集会
14:30~16:00 政府交渉(規制庁・エネ庁他: 調整中)
16:20~17:20 全国交流集会
場所:参議院議員会館議員B104(地下鉄永田町駅/国会議事堂前駅)
主催: 玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会/原発さよなら四国ネットワーク/ふるさとを守る高浜・おおいの会/避難計画を案ずる関西連絡会/美浜の会/浜岡原発を考える静岡ネットワーク/核の中間貯蔵施設はいらない!下北の会/国際環境NGO FoE Japan/原子力規制を監視する市民の会/福島老朽原発を考える会
▼詳細はこちらから
http://www.jca.apc.org/mihama/annai/flyer190621.pdf
▼質問事項
http://www.jca.apc.org/mihama/nuclear_waste/gov_q190610.pdf