東京電力福島第一原子力発電所の事故からまもなく9年が経とうとしています。放射能は目に見えない、感じない、におわない環境汚染です。それゆえに、年月とともに社会の関心は薄れ、汚染がなくなったかのように感じられることもありますが、人々の意識とは裏腹に今も汚染は続いています。
その中で、可視化できる唯一の方法である測定を行ない、汚染の実態を把握することは、子どもたちを守ることにも繋がっていきます。
今回はたらちねの2019年の1年間の活動報告をはじめ、「身近な放射能汚染を考える」と題し、今中哲二先生の講演会を開催いたします。この地で暮らすために大切なことを考えていきたいと思います。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
日時: 2020年2月29日(土) 12:30開場 13:00開演~16:00終了予定
場所: いわき市労働福祉会館(〒970-8026 いわき市平字堂ノ前22)
参加費: 無料
今中哲二(いまなか てつじ)プロフィール
2016年3月京都大学を定年退職し、現在京都大学複合原子力科学研究所研究員。
専門は原子力工学。大学院時代より日本の原子力開発の在り方に疑問をもちはじめ、研究者としては、原子力を進めるためではなく原子力利用にともなうデメリットを明らかにするというスタンスでの研究を行なってきた。広島・長崎原爆による放射線被曝量の評価、チェルノブイリ原発事故影響の解明、セミパラチンスク核実験場周辺での放射能汚染の現地調査などに従事。2011年3月の福島第一原発事故以降はもっぱら福島の問題に専念。
【主催/問い合わせ】
認定NPO法⼈いわき放射能市民測定室たらちね/たらちねクリニック
TEL 0246-92-2526 FAX 0246-38-8322
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